シングルスは、2003年公開の韓国映画。日本の大ヒットドラマを、韓国で映画化。山口智子主演で日本でもドラマ化された鎌田敏夫原作「29歳のクリスマス」をリメイク。かつて思い描いていた29歳の自分と現実のギャップに悩みながらも生きる女性の姿を描いた作品。主演のチャン・ジニョンさんは、胃がんのため2009年9月1日にお亡くなりになりました。享年35歳。また、2017年10月30日、キム・ジュヒョクさんが交通事故でお亡くなりになりました。享年45歳。心からお悔やみ申し上げます。
シングルス 映画批評・評価・考察
シングルス
脚本:32点
演技・演出:16点
撮影・美術:15点
編集:7点
音響・音楽:6点
合計76点
日本人と韓国人の若者の文化の共通点が垣間見える作品でもあり、ドラマと同様に適役とも思える配役は見事でロマンチックコメディとして十分楽しめる映画。
典子役(演:山口智子)をチャン・ジニョン
彩の役(演:松下由樹)をオム・ジョンファ
賢ちゃん役(演:柳葉敏郎)をイ・ボムス
木佐さん役(演:仲村トオル)をキム・ジュヒョク がそれぞれ演じています。
チャン・ジニョンは2003年の青龍映画賞で主演女優賞を受賞しました。韓国で2,203,164 回の入場を獲得し、史上最高の韓国映画の 1 つとなりました。
この映画と全く同じタイトルの『シングルス』とよく間違われる作品ですが、全く内容が異なります。

シングルス あらすじ
29歳のナナン(演:チャン・ジニョン)。頭に小銭程の大きさの円形脱毛を見付けて、不吉さに襲われたある日。何年も信じて付き合った恋人が投げる一方的な一言、 ‘僕達別れよう’。空が崩れるような気持ちなのに会社では”デザイナーナナンレストランのマネージャーに発令”という離職公告をされた。これはまさに会社からも首になるという声。’あぁ、悔しい。このままでは済ませない。’深呼吸を大きく一つして唇をぎゅっとかんで、常務室のドアを蹴飛ばして入って行くのだが…。
シングルス スタッフ
監督:クォン・チリン
脚本:パク・ホンス、ノ・ヘヨン、ソン・ギヨン
原作:鎌田敏夫「29歳のクリスマス」
シングルス キャスト
ナナン:チャン・ジニョン
ジョンジュン:イ・ボムス
ドンミ:オム・ジョンファ
スホン:キム・ジュヒョク
ジヘ:ハン・ジヘ
オ・ジヘ
ソン・ジェホ
イ・フィジェ
キム・グァンイル
チョ・ヒボン
チョン・イルギ
チャン・ソクファン