スポンサーリンク

火の鳥 鳳凰編|大仏建立が行なわれた奈良時代を舞台に、2人の彫物師の数奇な運命を描く。

火の鳥 鳳凰編
この記事は約3分で読めます。

火の鳥 鳳凰編は、1986年公開の日本映画。大仏建立が行なわれた奈良時代を舞台に、2人の彫物師の数奇な運命を描く。手塚治虫原作の同名漫画のアニメ化で、脚本は「愛しのベティ 魔物語」の高屋敷英夫と「るーみっくわーるど 炎トリッパー」の金春智子の共同執筆。監督は「カムイの剣」のりんたろうが担当。同時上映は真崎守監督の『時空の旅人』。

火の鳥 鳳凰編 映画批評・評価・考察


火の鳥 鳳凰編

脚本:29点
演技・演出:17点
撮影・美術:18点
編集:8点
音響・音楽:10点
合計82点

火の鳥・・・
近づいてくる敵を高熱で焼き滅ぼし、放たれる弓矢をものともせず、人間の言葉を理解し、人間の心を読み、人間や動物に化身することもこともできる。死をむかえると自ら炎を放って、我と我が身を焼き、そこから若鳥となって再生する。永遠の命を持ち、その生血を飲むと不老不死の力を得られる。
・・・という伝説の怪鳥。
を求めて旅する彫物師・茜丸と片目片腕の無い我王との出会いと因縁から物語は始まります。原作とはまた違った魅力のある映像作品に仕上がっています。りんたろう作品ともあって映像美は今観てもすばらしいものがあります。人気作品であるにもかかわらず、DVDの再販やサブスクで配信がされていないのは権利関係でなんらかの問題があるのかもしれません。Blu-ray、4Kで再視聴したいものです。

火の鳥といえば、この曲というほど、渡辺典子が歌うテーマ曲は印象が強く、今でも人気があります。作曲は宮下富実夫、作詞は阿久悠のお二人は、素晴らしい詞と特別な力を与えた音楽は素晴らしいです。お二人とも亡くなられているのでもうこれ以上の楽曲に出会えないかもしれません。この曲を歌った、女優としてのイメージが強い渡辺典子ですが、薬師丸ひろ子や原田知世と同様に歌手としての魅力もありますよね。

 

火の鳥 鳳凰編 あらすじ(ネタバレ)

生まれて間もなく片目片腕を失った我王は、生きるためには人殺しも辞さない人間となり村を追われた。鳳凰を探し求めて全国を旅する大和の彫物師・茜丸は、逃亡中の我王と出会い大切な右腕を斬られてしまう。

盗賊の頭となった我王は、ある日、美しい娘・速魚を強引に妻にした。鼻が異様に腫れ上がる奇病にとりつかれた我王を看病する速魚。だが、部下の言葉で誤解した我王は速魚を斬り殺してしまう。速魚はてんとう虫に姿を変え、我王は彼女がかつて自分が助けた虫の化身だったと気づくのだった。

一方、必死の修行の末、彫物師としての腕を取り戻し、鳳凰を求めて旅する茜丸はブチという少女と出会う。そんな時、茜丸に大仏建立の命が下り、都の役人がやって来る。茜丸を連れていかせまいと抵抗したブチは、役人に殺された。

大仏殿は完成し、茜丸は天皇に献上するための彫物を乞食僧と競い合って作ることになった。乞食僧とは生まれ変わった我王だった。二人が提出した作品は同じ鳳凰像で、我王の像がすぐれていたが、地位と名声に目がくらんでいる茜丸は、かつての出来事を持ち出した。役人に右腕を斬られた我王は都を追放される。ある日、火事が起こり、茜丸の作った鳳凰像は燃えてしまう。駆けつけた茜丸の前に火の鳥が現われ、彼がもうじき死んで魚に生まれ変わること、それが宿命だと告げた。

火の鳥 鳳凰編 スタッフ

監督:りんたろう
脚本:高屋敷英夫,金春智子
製作:りんたろう,丸山正雄,岩瀬安輝
製作総指揮:角川春樹
音楽:石川光,宮下富実夫
主題歌:渡辺典子「火の鳥」(作詞:阿久悠、作曲:宮下富実夫、編曲:瀬尾一三)
撮影:石川欽一
編集:尾形治敏
制作会社:プロジェクトチームアルゴス,マッドハウス
配給:東宝

火の鳥 鳳凰編 キャスト

我王:堀勝之祐
茜丸:古川登志夫
速魚:麻上洋子
ブチ:小山茉美
吉備真備:大塚周夫
火の鳥:池田昌子
ナレーション:城達也
その他(役名表示なし):塩沢兼人,田中和実,屋良有作,松井摩味,池水通洋,平野正人,田中康郎,柳沢三千代

火の鳥 鳳凰編 予告編・無料動画