2001年公開の韓国映画。釜山を舞台に4人の幼なじみの仲間が成長した後の悲劇を描いた映画。※”チング”という言葉は「親旧」と漢字で書いて、長く親しい友という意味。※韓国での観客動員数818万1377人は後の1000万映画に破られるまで歴代1位だった。
友へ チング 映画批評・備忘録
友へ チング
脚本:38点
演技・演出:19点
撮影・美術:18点
編集:10点
音響・音楽:10点
合計95点
物語の半分は、ノスタルジックな子供時代から思春期の男子のあるある的な内容であるものの、幼馴染であり親友に至るまでの経緯と育まれていく心の部分が丁寧に描かれています。4人がそれぞれの道を歩み始めた頃からの疾走感も良く、クライマックスまで作品に引き込まれてしまいます。主演から助演まで演技力がともかく素晴らしい、話す言葉は違えどグッと伝わってくるのはさすがにすごいなと。。渇望を感じる俳優の眼力とかここ最近の日本人俳優では見られないものです。ヤクザ映画という括りでは勿体なく、やはりチング(親旧)の映画というのが相応しいです。
友へ チング あらすじ
ガキ大将のジュンソク(演:ユ・オソン)、葬儀屋の息子ドンス(演:チャン・ドンゴン)、優等生のサンテク(演:ソ・テファ)、お調子者のジュンホ(演:チョン・ウンテク)。幼なじみの仲良し4人組は大人になるにつれ、違う道を歩むようになる。そしてジュンソクとドンスは、対立する黒社会の組織に属して、抗争を繰り広げていくことに……。
友へ チング スタッフ
監督:クァク・キョンテク
脚本:クァク・キョンテク
製作:シネライン2
配給:東宝東和
友へ チング キャスト
ユ・オソン
チャン・ドンゴン
ソ・テファ
チョン・ウンテク
キム・ボギョン
キ・ジュボン
チュ・ヒョン
イ・ジェヨン
カン・シニル
クォン・ナムヒー
友へ チング 予告編
