浜村純

70点台の映画

スローなブギにしてくれ|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

1981年公開の日本映画。ふとしたことからめぐり合った二人の男と一人の女の奇妙な生活を描く。東映と角川春樹事務所による製作で、東映洋画が配給した。浅野温子の初主演作で、その小悪魔的な演技が話題となった。脚本は「スローなブギにしてくれ」をベースに、「ひどい雨が降ってきた」「俺を起こして、さよならと言った」の2作品(いずれも片岡の小説)を織り交ぜ、さらにオリジナルエピソードや後日譚を付け加えたものとなっている。主なロケ地は神奈川県大和市と東京都福生市周辺。 スローなブギにしてくれ 映画批評・備忘録 スローなブギにしてくれ脚本:29点演技・演出:15点撮影・美術:15点編集:7点音響・音楽:...
70点台の映画

ノストラダムスの大予言|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

1974年公開の日本映画。前年の『日本沈没』の大ヒットを受けて東宝が製作したパニック映画の第二弾。1974年の邦画部門の興行収入第2位。本作のクライマックスの核戦争や大地震のシーンは新撮もされているが、映像の一部は前年の『日本沈没』や『世界大戦争』からの流用されている。文部省(当時)の推薦映画でもあったが、近代文明が核戦争で滅亡した後に放射能で異形の姿となった新人類のデザイン(井口昭彦による)が、実際の原爆症による奇形をデフォルメしたものではないかとして反倫理的・差別的であると取り沙汰され、抗議が相次いだ結果、封印映画となってしまい日本国内ではビデオ及びDVD化されていない。 ノストラダ...
80点台の映画

濹東綺譚(ぼくとうきだん)|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

1992年公開の日本映画。荷風の小説中、最高傑作ともされ、1960年・1992年(今作)・2010年に映画化された。私娼窟・玉の井を舞台に、小説家・大江匡と娼婦・お雪との出会いと別れを、季節の移り変わりとともに美しくも哀れ深く描いている。墨田ユキの鮮烈ヌードは当時話題をさらった。 濹東綺譚(ぼくとうきだん)映画批評・備忘録 濹東綺譚(ぼくとうきだん) 脚本:37点 演技・演出:18点 撮影・美術:17点 編集:9点 音響・音楽:8点 合計89点 日本映画の文芸エロティシズムが素晴らしく反映されている作品で、物語に引き込まれてしまいます。 新藤兼人監督の作品イ...
80点台の映画

八つ墓村|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

1977年公開の日本映画。横溝正史の同名ミステリー小説を松竹映画の巨匠・野村芳太郎監督が映画化し、大ヒットを記録した超大作。 金田一耕助が主人公というべき作品ではなく、ミステリー要素よりホラー映画としての色合いが濃く、それは、呪いや祟りといったものを利用した犯罪ではなく、本当の呪い・祟りとして描いています。また、祟りのいきさつを語る回想シーンでは本格的な時代劇が取り入れられていて、超大作と呼ぶに相応しいスケール感があります。公開されてから半世紀たっても色あせない質の高さは本当に素晴らしいものです。 山本陽子や小川眞由美の美しさも目を引きますし、萩原健一や山崎努の演技力も素晴らしいものです。金田一耕助役の渥美清も寅さんとは違った演技を披露していますし、好感がもてるものでした。 とはいえ、この作品には惨いシーンや虐殺シーンが多くあり、生理的に受付けない方も多いので視聴の際はご注意を!
80点台の映画

魔界転生|映画批評|あらすじ|スタッフ|キャスト|予告編・無料動画

1981年公開の日本映画。原作は、山田風太郎の伝奇小説「魔界転生」。原作に漂うエロティシズム・エゴイズム・バイオレンスを、深作欣二のダイナミックでスピーディーな演出で映画として新たな作品に変身し、日本国外では『Samurai Reincarnation』のタイトルで人気を呼んだ。観客動員数200万人・配給収入10億5000万円と大ヒットした。 魔界転生 映画批評・備忘録 魔界転生 脚本:35点 演技・演出:18点 撮影・美術:18点 編集:8点 音響・音楽:7点 合計86点 千葉真一演じる柳生十兵衛の惚れ惚れするほどの見事な殺陣(たて)とセリフの重厚感、対照的に妖...