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木村家の人びと|バブル期の日本を舞台に、異常に金銭に執着する一家を明るいタッチで描いたコメディ映画。

映画 木村家の人びと
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木村家の人びとは、1988年公開の日本映画。バブル期の日本を舞台に、異常に金銭に執着する一家を明るいタッチで描いたコメディ映画。香港で大ヒットするなど海外でも評価の高い作品。傑作との評価もある今作はなぜかDVD化されていない。

木村家の人びと 映画批評・評価・考察


木村家の人びと(英題:The Yen Family )

脚本:38点
演技・演出:18点
撮影・美術:15点
編集:9点
音響・音楽:8点
合計88点

傑作に等しい作品にも関わらずなぜかDVD・ブルーレイ化されていないため、視聴にはオンライン配信かVHSレンタルになっている。監督は当時ピンク映画(にっかつじゃないポルノ)で話題作やヒット作を連発させていた滝田洋二郎の一般映画進出作品3作目が今作。

守銭奴がキーワードでもある今作は、ボクシングの亀田一家ではないけど、外側からみると異質だけど、親子には揺るぎようがない家族愛があり、そこをきちんと抑えてるのが滝田監督。また、お金への執着ぶりを面白おかしく表現・演出しているのも明るいタッチのためか、なんか気持ち良く、この作品が好きな人が多いのにも頷ける。

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木村家の人びと あらすじ(ネタバレ)

木村家の家族は財テクというより、小銭集めに忙しい毎日を送っていた。仕出し弁当づくり、老人を使っての新聞配達、妻・典子の色っぽいモーニングコール・サービスなど。夫の肇はサラリーマンでありながら、こういった副業に異常な執念を燃やしていた。照美と太郎もまたちゃっかりしていて、伯父さんから肩たたきを頼まれると必ず後から請求書を出すのだった。しかし、太郎だけはこのような金儲けに後ろめたさを感じており、伯父からもらった聖書を読むうちその思いを強くしていった。典子の実兄・雨宮夫妻は太郎を引き取ろうとするが、肇に追い返された。しかし、木村夫妻も子供は可愛い。思い切って小銭稼ぎをやめることにした。それでも隣の高倉家が自分たちに代わって商売を始めたとなると、木村家も黙ってはいられなくなった。老人会も巻き込んで木村家と高倉家の激しい商売合戦が始まった。一時金儲けをやめていたので、客をすっかり高倉家に取られていたが、太郎の吹くハーモニカでまた木村家に客が戻ってきた。

木村家の人びと スタッフ

監督:
企画:
プロデューサー:
制作:
脚本:
原作:
撮影:
美術:
照明:
音楽:
主題曲/主題歌:爆風スランプ「きのうのレジスタンス」
録音:
編集:
助監督:
スチール:

木村家の人びと キャスト

(木村肇)
職業は普通の会社員だが、「お金儲け」が趣味で色々な副業をしている。

(木村典子)

肇の妻で照美&太郎の母。肇と共に「お金儲け」に夢中。

(木村照美)
肇&典子夫妻の娘。両親に似てちゃっかりした性格。

(木村太郎)
肇&典子夫妻の息子で照美の弟。小学生。一家の中では一番常識人。

(雨宮晋一)
(雨宮小百合)
(雨宮ミツ)
(高倉正志)
(高倉さやか)
(高倉拳)
(時次郎)
(松吉)
(竹吉)
(梅吉)
(富士江)
(鷹江)
(那須江)
(広野)
(安代)
(係長)
(課長)
(神河内先生)
(校長先生)
(隠れクズ屋)
(ダンス教師)
(新聞店主)
(貧婪な学生)
(OL)
(蕎麦屋A)
(蕎麦屋B)
(淫らな主婦)
(淡白な主婦)
(中年男)

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